人間関係も大変

いつもニコニコしているイメージがある看護師ですが、実際はどうなのでしょうか。
患者さんの前では決して弱い部分を見せることはありませんが、実際はかなりドロドロしたものがあるようです。さすがにプロだけあって、それを私たちの前に見せることはありません。しかし、現実の看護師たちは、人間関係でかなり苦労しているようです。
まず看護学校の自習のときからですが、先輩看護師にかなりこっぴどく叱られるようです。人の命を預かる仕事なので、その分本気で取り組んでいて、言葉も荒くなるというのも分かります。しかしときには人格を否定するようなことも言われたりという話も聞いたことがあります。看護学生はとにかくこの実習が怖いようです。
そして新人看護師として働いたばかりの頃は常に叱られている状態といっても過言ではありません。右も左も分からない新人ですので、できないのが当然です。しかし患者さんからすると、できなくては困るのです。患者さんから見たら新人もベテランも同じ看護師です。同じくらい頼りにしています。そのときに「私は分かりません」では勤まらないのです。一刻も早く一人前の看護師になってほしいとの思いもあるのでしょう。先輩看護師からの叱責はひときわきついものとなってしまいます。
もちろんその人のためを思って叱ってくれるのならばいいのですが、好き嫌いで叱る先輩もいるのも事実です。好きな後輩には丁寧に教えるが、嫌いな後輩には「なんでそんなことも分からないの」と吐き捨てて教えてくれないこともあるようです。そうなると、そこの職場は辞めざるを得ない状況とも言えるでしょう。
また同期同士のいじめもあるようです。女性だけの職場はとかく派閥が起こりやすいものです。どっちの派閥につくかで立ち居地が変わってきたりしますし、どちらの派閥にも属さないで中立を保とうとしても、それはそれでいじめの対象になったりします。看護師たちは、私たちの想像以上に人間関係に苦労し、そして疲弊しているのです。
さらに年数を重ねて、後輩ができたときも同じような人間関係に悩まされます。あの先輩は丁寧に教えてくれないとか言い方がきついとか自分たちが先輩に言ってきたのと同じように、今度は後輩に言われてしまうのです。
決して患者の前では見せない本当の姿。彼女たちはドロドロした人間関係の中で四苦八苦しながら必死に奮闘しているのです。

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